
中小企業診断士の受験が近づいてきた…!申込みはどうしたらいいんだろう?
申し込み日程を知っておかないと受験のスケジュールが組めないなぁ。
中小企業診断士の勉強をしている皆さんにとって、受験の申し込みは重要なプロセスです。
この記事では、中小企業診断士の申し込みについて、申し込み日程や申し込み方法をお伝えします!
この記事でわかること
中小企業診断士試験の申し込み方法や、申し込み日程がわかります

実際に中小企業診断士試験を受けた私の経験も含めてお伝えします!
はじめに|中小企業診断士試験の申し込みで失敗しないために
申し込み手続きはシンプル。でもミスがあると…?
中小企業診断士試験の申し込みは、シンプルな手続きで完了します。
しかし、期限を過ぎたり、必要書類に不備があったりすると、試験を受けられなくなる可能性があります。
申し込みは年に一度のチャンスしかありません。
確実に手続きを完了させるために、事前に流れを把握し、計画的に進めましょう。
この記事では、申し込み方法をわかりやすく解説し、スムーズに手続きを完了できるようにサポートします。
❶ 中小企業診断士試験は郵送または窓口で申し込む
オンラインでの申し込みはできません。手続きは 「郵送」または「窓口」で行います。
試験の申し込みは、一般的な資格試験と異なり、オンライン申請ができません。
(出所:一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会)
そのため、郵送で受験申込書を請求し、必要事項を記入して提出する必要があります。
窓口で直接申し込む方法もあります。
ただし、受付時間が限られており、平日9:00〜17:00のみ対応しているため、仕事をしている方には郵送の方が便利でしょう。
申し込み方法 | 手続きの特徴 |
---|---|
郵送 | 試験案内を請求し、受験申込書を記入後、郵送で提出 |
窓口 | 試験案内を窓口で受け取り、直接申し込み(平日のみ対応) |

オンラインでの申込みができない点に注意が必要です!
郵送だとリードタイムがかかるので早めに手続きを進めましょう。
❷ 申し込み期間は約1か月!期限を過ぎると受験不可
申し込み期間は 例年1か月程度しかありません。
締め切りを過ぎると、いかなる理由でも受験できなくなります。
2025年度の申し込みスケジュール(予定)は以下の通りです。
試験種別 | 申し込み期間 | 試験日 |
---|---|---|
一次試験 | 2025年4月~5月 | 2025年8月 |
二次試験 | 2025年8月~9月 | 2025年10月 |
申し込みの締め切り日は、 郵送の場合は消印有効ではないことが多いため、余裕をもって手続きすることが重要です。
❸ 申し込みミスを防ぐために、早めの準備を!
申し込みミスのよくある失敗例を知っておけば、トラブルを未然に防げます。
以下のようなミスが発生すると、受験できない可能性があります。
よくあるミス | 対策 |
---|---|
申し込み期限を過ぎた | 申し込み期間をカレンダーに登録し、リマインダーを設定する |
申込書の記入ミス | 提出前に必ずダブルチェックを行う |
受験料の支払いミス | 支払方法を事前に確認し、余裕をもって手続きする |
申し込みをスムーズに済ませるために、早めに試験案内を入手し、必要書類を準備 しましょう。
申し込みの基本情報|まずは試験概要と申し込みスケジュールを確認しよう
申し込み手続きの前に、基本情報を押さえておこう!
中小企業診断士試験は、一次試験と二次試験の2段階で構成されます。
それぞれの試験には申し込み期間があり、手続きの流れも異なります。
申し込みに必要な書類や受験料も事前に把握しておけば、スムーズに手続きを進められます。
ここでは、申し込み前に知っておくべき基本情報を整理してお伝えします。
❶ 一次試験と二次試験の違いを理解しよう
中小企業診断士試験は一次試験と二次試験の2段階制です。
申し込み方法や試験の内容が異なるため、しっかり確認しましょう。
試験 | 試験内容 | 申し込みのポイント |
---|---|---|
一次試験 | マークシート方式(7科目) | 誰でも申し込み可能 |
二次試験 | 記述式・口述試験 | 一次試験合格者のみ申し込み可 |
一次試験は科目合格制度があるため、一部の科目のみ受験することも可能です。
一方、二次試験は一次試験に合格した人だけが受験でき、合格者は中小企業診断士として登録する資格を得られます。
❷ 2025年度の申し込み期間をチェックしよう
申し込み期間は例年約1か月間です。
申し込み期限を過ぎるといかなる理由でも受験できません。
2025年度のスケジュールを確認し、余裕を持って手続きしましょう。
試験種別 | 申し込み期間(予想) | 試験日(予想) |
---|---|---|
一次試験 | 2025年4月~5月 | 2025年8月 |
二次試験 | 2025年8月~9月 | 2025年10月 |
郵送で申し込む場合は、締め切りギリギリだと間に合わない可能性があります。余裕をもって申し込むようにしましょう。
❸ 受験料と支払い方法を確認しよう
受験料は試験ごとに異なり、支払い後の返金は不可です。
申し込みの際に正しく支払いましょう。
試験種別 | 受験料 | 支払い方法 |
---|---|---|
一次試験 | 14,500円 | 郵便局・ゆうちょ銀行(払込用紙使用) |
二次試験 | 17,800円 | 郵便局・ゆうちょ銀行(払込用紙使用) |
ATMで支払う場合の注意点
ATMを利用する場合は「払込書でのご送金」を選択し、専用の払込用紙を機械に挿入して手続きします。
一般の振込と異なるため、間違えないようにしましょう。
中小企業診断士試験の申し込み手順(完全ガイド)
申し込みの流れを把握して、スムーズに手続きしよう!
中小企業診断士試験の申し込み手続きは、事前に流れを知っておけばスムーズに進められます。
しかし、試験案内の入手方法や受験料の支払いなど、いくつかの注意点もあります。
この章では、申し込みの手順をステップごとに詳しく解説し、確実に手続きを完了できるようにサポートします。
❶ 試験案内・受験申込書を入手する
申し込みには試験案内と受験申込書が必須です。
これを入手する方法は「郵送」または「窓口」の2つです。
入手方法 | 手順 | メリット・デメリット |
---|---|---|
郵送請求 | 返信用封筒を準備し、指定の宛先に送る | 自宅で完結できるが、到着まで時間がかかる |
窓口受け取り | 全国8か所の協会窓口で直接受け取る | すぐに入手できるが、平日9:00~17:00のみ対応 |
【郵送で請求する場合の手順】
- 封筒に「中小企業診断士試験案内請求」と記載
- 返信用封筒(角形2号、140円切手貼付)を同封
- 受験地区の試験係または一般社団法人中小企業診断協会に送付
【窓口で受け取る場合の注意点】
- 窓口は東京・名古屋・大阪・札幌・仙台・福岡・広島・那覇 の8か所のみ
- 土日・祝日は対応していないため注意!


先に切手など必要なものを手に入れながら、郵送での資料請求などを進めていきましょう!


❷ 受験申込書に必要事項を記入する
申込書には誤記入を防ぐため、慎重に記入する必要があります。
【申込書の記入項目】
- 氏名・生年月日・住所(住民票と一致させる)
- 受験希望地区・試験科目(一次試験は科目選択が可能)
- 連絡先(自分が確実に確認できるメールアドレス・電話番号)
受験申込書には 写真が必要な場合があります。試験案内の指示に従い、適切なサイズ・服装で撮影しましょう。
❸ 受験料を支払う(支払い方法の選択)
受験料の支払いは郵便局またはゆうちょ銀行のみ可能です。
支払い方法 | 利用可能な場所 | 注意点 |
---|---|---|
払込用紙での支払い | 郵便局・ゆうちょ銀行の窓口 | 窓口の受付時間に注意(平日9:00~17:00) |
ATMからの支払い | ゆうちょ銀行ATM | 「払込書でのご送金」を選択する |
支払い後の重要ポイント
- 払込受領証は受験票が届くまで必ず保管する
- 支払いが完了しても、自動で申し込み完了とはならない
❹ 申し込み完了の確認(受験票の受け取り)
申し込み後、受験票が試験の約1か月前に届きます。
- 受験票には試験日・試験会場・受験番号が記載されている
- 試験当日、受験票が必要なので大切に保管する
- もし受験票が届かない場合は、協会へ問い合わせる
申し込みの際の注意点|よくあるミスを防ぐチェックリスト
申し込み後に「しまった…!」とならないために
中小企業診断士試験の申し込みで、期限を過ぎた、書類に不備があった、支払いミスをした…という失敗は毎年発生していると思われます。
申し込みは年に一度しかできないため、小さなミスでも試験を受けられなくなる可能性があります。
この章では、申し込み時に注意すべきポイント を整理し、トラブルを未然に防ぐためのチェックリストを紹介します。


申込みでのミスはこれまでに積み重ねてきた受験勉強が無駄になってしまいます。細心の注意を払って進めましょう。
❶申し込み期限を過ぎると、いかなる理由でも受験不可
申し込み期限を1日でも過ぎると受験できません。
どんな理由があっても、締め切り後の申し込みは一切受け付けられないので注意しましょう。
試験種別 | 申し込み期限(予定) | 試験日 |
---|---|---|
一次試験 | 2025年4月~5月 | 2025年8月 |
二次試験 | 2025年8月~9月 | 2025年10月 |
【申し込み期限を守るための対策】
- カレンダーに締め切り日を登録し、リマインダーを設定する
- 郵送の場合は1週間前には送付し、ギリギリにならないようにする
- 締め切り直前は郵便局が混雑するため、余裕をもって手続きする
❷ 受験料の支払いミスに注意!支払い後の返金は不可
受験料を間違えて支払うと返金は一切できません。
また、支払い方法を間違えると受理されない可能性があります。
試験種別 | 受験料 | 支払い方法 |
---|---|---|
一次試験 | 14,500円 | 郵便局・ゆうちょ銀行(払込用紙使用) |
二次試験 | 17,800円 | 郵便局・ゆうちょ銀行(払込用紙使用) |
【ATMを利用する場合の注意点】
- 「払込書でのご送金」を選択し、専用の払込用紙を使用する
- 通常の振込と異なるため、必ず案内に従う
❸ 受験票が届かないときの対処法
申し込みが完了すると、試験の約1か月前に受験票が郵送されます。
しかし、受験票が届かないトラブルも発生することがあります。
【受験票が届かない原因】
- 住所の記入ミス(引っ越しした場合など)
- 郵送の遅延や紛失
- 申し込み手続きが完了していなかった
【受験票が届かない場合の対応策】
- 受験票発送予定日を確認し、1週間経っても届かない場合は協会に問い合わせる
- 申し込み時の払込受領証を保管 し、問い合わせ時に提示できるようにする
- 試験案内に記載されている連絡先にすぐに連絡する
申し込み後にやるべきこと|スムーズに試験勉強を進めるために
申し込みが終わったら、次にやるべきことは?
中小企業診断士試験の申し込みが完了すると、試験当日までのカウントダウンが始まります。
「申し込みを済ませたら、あとは試験当日を待つだけ」 ではありません。
受験票の確認や試験当日の準備を進めておかないと、直前で焦る原因になります。
この章では、申し込み後にやるべきことをチェックリスト形式で解説し、スムーズに試験勉強へ移行できるようにサポートします。
❶ 受験票が届いたら、すぐに内容を確認する
受験票は試験の約1か月前に届きます。
受験票が届いたら、すぐに内容を確認しましょう。
- 氏名・試験会場・受験番号が正しいかチェック
- 写真票の貼付が必要か確認し、事前に準備する
- 試験会場までのアクセスを調べ、当日の移動をシミュレーションする
【受験票をなくした場合の対応策】
- 受験票を紛失した場合は、試験実施機関(中小企業診断協会)に早めに連絡 する
- 再発行が可能な場合もあるが、試験直前では間に合わない可能性があるため要注意


❷ 試験当日に向けて、必要な持ち物を準備する
試験当日に「あれがない!」と焦らないために、持ち物を事前にチェックしておきましょう。
持ち物 | 備考 |
---|---|
受験票 | 必須。忘れると受験できない場合もある |
筆記用具(鉛筆・シャープペン・消しゴム) | ボールペン不可(マークシート用) |
腕時計(アナログ) | 会場によっては時計がないこともある |
身分証明書(免許証・学生証など) | 本人確認のため、持参が推奨される |
昼食・飲み物 | 試験時間が長いため、持参すると安心 |
【試験当日に備えてやるべきこと】
- 試験会場までの移動ルートを確認し、予備のルートも考えておく
- 当日の天候を確認し、服装や持ち物を調整する
- 試験前日は早めに寝て、体調を整える
❸ 申し込み後はすぐに試験勉強をスタート!
申し込みを済ませたら、試験対策に集中することが重要です。
試験当日に向けて最適な勉強スケジュールを立て、効率よく学習を進めましょう。
【おすすめの勉強ステップ(一次試験向け)】
- 試験科目ごとの出題範囲を把握する(公式試験案内をチェック)
- 過去問を活用し、試験の出題傾向を分析する
- スキマ時間を活用し、効率的に学習する(アプリ・音声教材の活用)
- 試験1か月前には、模試や問題集で総仕上げを行う
「まだ時間があるから…」と油断は禁物!
申し込み後すぐに学習を始めた人と、試験直前に焦る人では、 合格率に大きな差が出ます。早めにスタートして、計画的に進めましょう。
まとめ|申し込みをスムーズに完了し、試験に向けて準備しよう!
申し込みを終えたら、次は試験本番に向けた準備!
中小企業診断士試験の申し込み手続きは、郵送または窓口での申請が必要であり、オンラインでは完結しません。
そのため、申し込みの流れや必要な準備を理解しておかないと、手続きのミスや締め切り遅れが発生する可能性があります。
ここでは、申し込みをスムーズに済ませるためのポイントを整理し、次に向けた準備についてまとめます。
❶ 申し込みの流れをおさらい!手続きミスを防ぐために
申し込みの基本的な流れを再確認し、スムーズに手続きを終えられるようにしましょう。
ステップ | 手続き内容 | ポイント |
---|---|---|
① 試験案内の入手 | 郵送 or 窓口で受け取る | 郵送請求は早めに手続きする |
② 受験申込書の記入 | 氏名・住所・試験区分を記入 | 記入ミスがないかダブルチェック |
③ 受験料の支払い | 郵便局またはゆうちょ銀行で払込 | 「払込書でのご送金」を選択 |
④ 申し込み完了 | 受験票が試験の1か月前に届く | 受験票の内容を必ず確認 |
申し込み期限を厳守し、余裕を持って手続きすることが大切です。


❷ 申し込み後にやるべき3つの準備
申し込みが終わったら、試験本番に向けた準備を進めましょう。
- 受験票を確認し、試験会場までのアクセスを調べる
- 試験当日に必要な持ち物をリストアップして準備する
- 勉強計画を立て、すぐに学習を開始する
申し込みはスタート地点にすぎません。
合格を目指すなら、早めの行動がカギです。
❸ 早めの申し込み・準備で合格に近づこう!
試験の申し込みは、事前準備がしっかりできていればスムーズに完了します。
- 申し込みの流れを事前に把握する
- 申し込み期限に余裕をもって対応する
- 申し込み完了後はすぐに試験勉強を開始する
申し込みをスムーズに終え、試験本番に向けて万全の準備を整えましょう!
よくある質問とその回答
速達で送れば間に合うとは限りません。
多くの試験では、消印有効ではなく「到着必須」のため、郵便局の処理の遅れや配送トラブルを考慮し、余裕をもって送ることが大切です。
締め切りの1週間前までには発送し、可能なら郵便局の窓口で速達扱いの受付を依頼すると安心です。
受験票を紛失した場合は、試験実施機関へすぐに連絡しましょう。
多くの場合、試験直前であっても再発行が可能ですが、再発行に時間がかかる場合もあるため、早めの対応が必要です。
当日は受験票がないと受験できない可能性があるため、紛失には十分注意しましょう。
受験票が登録住所に送付されるため、引っ越しした場合は早めに試験実施機関へ連絡し、住所変更の手続きを行う必要があります。
住所変更をしないまま放置すると、受験票が届かず、試験に関する重要な通知を受け取れなくなる可能性があるため、注意が必要です。
最後に
- 中小企業診断士試験の申し込みは郵送または窓口で行い、オンライン申請は不可のため、手続きを事前に把握し、余裕をもって進めることが重要です。
- 申し込み期間は一次試験が4月下旬~5月下旬、二次試験が8月下旬~9月中旬 と約1か月しかないため、締め切りを過ぎないよう注意しましょう。
- 受験料は一次試験が14,500円、二次試験が17,800円で、郵便局またはゆうちょ銀行での支払いが必須、支払い後の返金は不可なので慎重に手続きを行いましょう。
- 申し込み後は受験票の到着を確認し、試験当日の持ち物や会場までのアクセスを事前に準備することで、当日のトラブルを防げます。
- 試験合格には申し込みを済ませた後の計画的な学習がカギとなるため、スケジュールを立てて早めに試験対策を始めることが成功への近道です。